さに丸紀行

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【ポケモン】ヌルアントの先をいく”アントヌル”構築ノススメ

ヌルアント構築

タイプ:ヌルの電磁波や後攻とんぼ返りからアイアントの高火力を押し付ける、非常に強い戦術の一つです。

しかし、以前は環境の最前線にいた彼らも、気づけば数を減らしてしまいました。

皆、もう珠アイアントが無双するのは見飽きたのです。

 

そこで今回は、アイアントが裏方に回る構築を考えました。

題して、アントヌル構築です。

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とはいっても、タイプヌルがエースをやるわけではありません。

アイアントにはもっと相性の良いパートナーがいます。

それは、、、

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そう、ヌメルゴンです。

ヌメルゴンは通称600属の一員で、合計種族値は現在ランクマで使えるポケモンの中でトップです。

しかし、彼は同じ600属のドラパルトやバンギラスサザンドラに比べ、環境で見ることはかなり少ないです。

ジャラランガも、専用技や鉄壁ボディプレ、ステロ撒きもあるので、ちょいちょい目にしますが、こいつは、、、

 

H90  A100  B70  C110  D150  S80

ヌメルゴン種族値はこうなっているのですが、やや物足りないAとC、鈍足、低めの物理耐久がやはり使われない要因かと思われます。

とは言っても特殊耐久は異常であり、平均的なスペックは高いので、防御と素早さを補えばなんとかやっていけそうではあります。

 

そこでこいつの出番です!!

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こいつ、地味に鉄壁と高速移動、バトンタッチまで覚えるのです。

アイアントヌメルゴンのバトン戦術を決めれば、晴れてヌメルゴンも三縦できるのではないでしょうか。

さっそく二体の型を考えていきます。

 

アイアント

性格・努力値:陽気HS or BSベース

特性:虫の知らせ

持ち物:気合の襷

技構成:鉄壁 高速移動 バトンタッチ ハサミギロチン

 

有利対面でBとSを上げまくり、ヌメルゴンに繋ぐ型です。何気にアイアント種族値で一番高いのは防御であり、炎技のない物理アタッカーは大体カモです。

 

不利対面でも襷で耐えてどちらかは積めますし、特殊炎技なら最悪裏のヌメルゴンで受けられます。

 

特殊技を受ける気はないので、BSでも良いかなと思いました。高速移動が積めなかった場合にも上からバトンできるように、最速が良いと思います。

 

技は前三つは確定。僕はバトン失敗したり、ラストこいつだけになってどうしようもなくなった時用にギロチン採用しました。

 

他には安定打点のアイアンヘッド、虫の知らせ込みでA無振りでもH252サザンくらいなら落とせるであいがしら電磁波身代わりなどが候補です。まともな攻撃技を採用しないなら特性は虫の知らせでいいと思います。

 

アイアントに挑発を打ってくる冒険家はそうないと思うので、攻撃技なしもアリかなとは思いますが、ラストに残ってしまうと詰みなので気をつけましょう。

 

 

ヌメルゴン

性格・努力値:控えめC252 S188 余り耐久

特性:ぬめぬめorうるおいボディ

持ち物:弱点保険

技構成:流星群 ヘドロウェーブ ハイドロポンプ 10万ボルト

 

高速移動バトン後に最速スカーフサザンドラがちょうど抜けます。164で最速スカーフヒヒダルマ、180で竜舞オノノクスや殻破パルシェンが抜けるので、その辺まで落としてもいいかもですね。

 

バトンが成功した後は基本ダイマックスして戦っていきます。

ヌメルゴンは火力がすごく高いわけではないので、上げた耐久を活かして弱点保険で切り返し全抜きを測ろうと思いました。ダイアシッドでCもあげられますしね。

 

他の火力アップアイテムもいいと思いますが、こだわりメガネはお勧めしません。

折角技範囲が広いのに打ち分けられず、ダイマックス技に補正が乗らないからです。

 

技は左2つは確定でいいと思います。アイアントが炎タイプ相手にバトンした場合に、対炎の打点があったほうがいいかなと思いドロポンを採用しました。

10万は他の技でもいいかなとも思います。

 

候補としては、ナットレイ等草タイプやダルマ等の氷タイプに抗える大文字(火炎放射)がありますが、水技と両採用した場合、天候を変えるともう片方の威力が下がってしまうのに注意してください。

 

アイアンテール地震、ボディプレなどなぜか物理の技範囲が広く、特性草食なら力を吸い取るや粉技が効かないので、物理型も無しではないと思います。物理型の使用感は知りません、、、。

 

 

以上が2体の型考察です。努力値ぶりに関しては人によってもっといい調整もあるとは思いますが、僕はアイアントはBS、ヌメルゴンは余りH全振りで使っていました。

 

使用感としては、ヌメルゴンは思ったより火力も耐久もあり、使いやすかったです。

弱保が警戒される場面もあまりなく、バトンが決まれば結構な割合で全抜きしてくれました。取りこぼした時のために、ミミッキュカビゴンなどタイマンが強いポケモンをラストに置いておくと安心です。

 

この戦術の弱いところは、鉄壁を積んでいても、物理技にヌメルゴンの受け出しが結構厳しいことです。特にドリュウズは蟻にもヌメにも地面、岩が通り、だいたい襷なので被ダメが多くなってしまい相当厳しいです。

その他にも身代わりオーロンゲ、呪い身代わりミミッキュ、あくびカバカビ、、、

課題は多いですが、アイアントに安定攻撃技を採用するか、他のポケモンで対処するなどしてください。

 

単なる思いつきの戦術でしたが、頑張れば戦えるだけのスペックはあると思います。

代わり映えしない環境に飽き飽きした人はぜひ使ってみてください!!

 

 

 

 

 

最後に

 

この戦術でしばらく戦っていて、僕は一つあることを考えてしまいました。

 

 

 

 

、、、これアントバンギの方が強くね?